紅い月

     
 作詞 水上 康煕
       作曲 
水上 康煕
       
編曲 
      
歌唱 美杉圭一郎

夜に咲いてる 花は紅い月
星屑飾った 恋するお店
つくる笑顔で お酒を注いで
恋歌ひとり 唄っているの
来ないあなたに 想いを寄せて
今夜も静かに 流れてゆくわ

今日は下弦に 咲いた紅い月
愛しいこころが 闇へと走る
添えぬ運命
(さだめ)に この身を焦がし
涙の水で 化粧を直す
淡い紅ひき 三日月眉の
女を映した 夜明けの鏡

夢も儚く 消える紅い月
溺れて沈んだ あだ恋花よ
髪を梳かして 煙草を吸えば
ゆらゆらゆれる 空ろなけむり
明かり落とした お店の中で
探しているのよ 明日の夢を
「水彩画の花たち」より 「あいりす」  
戻る
花の小部屋へ