そぞろ歩きの 砂浜に
遠い人の名 呼んでみる
思い出すのは 肩寄せたあの日
南の風が そよ吹いて
ヤシの実ひとつ 落ちていた
蒼い空には 白い雲浮かぶ
誓いあった サンニヌの台
あゝ与那国 いつまでも

いつか二人で 来た頃は
カタプル浜の 白い花
よせて返すは 波の音
この砂浜の 砂つぶの
ひとつひとつに 込められた
清い乙女の 恋した心
忘れようと 忘られましょうか
あゝ与那国 どこまでも

波がゆれてる 灯がひとつ
久部良灯台 ちらちらと
去りしに夢と あきらめて
あなたの熱い まなざしが
私の心も 熱くした
激しく燃えた あの日の恋
ここに来て 胸を痛めます

あゝ与那国 とこしえに
カタプル浜の白い砂
作詞 /戸矢 和元
作曲 /
秋田のぞむ
編曲 / 筧 哲郎 
歌/助川きよ美
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